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クローン文化財とは
現存する文化財を対象に、現状のあるがままの姿を、
質感まで高精細かつ忠実に再現した文化財複製。



クローン文化財 6つの意義

1/ 文化財の保存と公開という矛盾を解決できる。 2/ 文化財の独占から共有へと大きく舵を切るきっかけになる。 3/ 人材育成を通して、自国の文化を自らの手で守り、広めることができる。 4/ 消失した文化財や欠損・変色した文化財を限りなく元の状態に復元できる。 5/ クローン文化財を前に誰でも鑑賞し、触ることもできる。 6/ クローン文化財そのものが、国境を越えて移動して、人々の眼前に公開できる。

自然光が降り注ぐ空間でも

クローン文化財の展示と文化の共有

クローン文化財の特長のひとつに可搬性の高さがある

展示風景「スーパークローン文化財展 芸術は科学で蘇る」、2020年

2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」

2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」

2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」

2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」

2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」

クローン文化財の展示と文化の共有

クローン文化財の特長のひとつに可搬性の高さがある。そのため、より多くの人びとが文化財に親しむ機会を提供できる。事前の調査で取得した画像や3Dデータだけでなく制作エ程も合わせてデジタルデータでアーカイブすることで、万が一破損した場合でも再制作できることも特長だ。
2020年に北九州市にある大連航路上屋で開催した「スーパークローン文化財展 芸術は科学で甦る」では、会場入り口の扉が開け放たれ、外気を取り込み、天窓から自然光が降り注ぐ開放的な空間に、クローン文化財が展示された。厳重な管理と保存が求められるオリジナルの文化財では実現不可能な取り組みも、クローン文化財では可能である。

*作品タイトルのうち、オリジナルの文化財で主に近代作者の特定されないものは「 」で、クローン文化財として再現したものは≪ ≫ で示した。